投稿日:2026年5月17日

公共工事とは?道路・水道・河川…地域の暮らしを支える仕事をわかりやすく解説

こんにちは。東京都西多摩郡日の出町に事務所を構え、一般土木工事一式を手がけております有限会社浅利工業です。

「公共工事」という言葉は、ニュースや求人票でよく目にすると思います。ただ、実際にどんな工事のことを指すのか、民間の工事と何が違うのかまでご存じの方は、それほど多くないのではないでしょうか。

弊社は昭和56年の創業以来、この公共工事をメイン業務として仕事を続けてまいりました。今回は、公共工事とはそもそも何なのかを、専門用語をできるだけ使わずにご説明します。建設業への転職を考えている方にとっては、会社選びの判断材料にもなる内容ですので、ぜひ最後までお読みください。

公共工事とは、みんなのための施設をつくり、守る工事のことです

公共工事とは、ひとことで言えば 「国や自治体が発注する、みんなが使うものをつくったり直したりする工事」 のことです。

道路、橋、上下水道、河川の堤防、公園、学校、庁舎。こうしたものは、誰か特定の人のものではありません。その地域に住む人全員が使うものです。だからこそ、個人や一企業ではなく、国や自治体が代表して工事を発注します。これが公共工事です。

発注するのは国・都道府県・市区町村です

公共工事を発注するのは、国(国土交通省などの省庁)、都道府県、市区町村といった官公庁です。

たとえば、市道の傷んだ舗装を直す工事は市が発注します。県が管理している河川の堤防を補修する工事は県が発注します。水道管の取り替え工事は、その地域の水道事業を担っている自治体が発注します。

発注元が官公庁であるという点が、公共工事の性格を大きく決めています。

財源は税金です

公共工事の費用は、基本的に税金でまかなわれています。

このため、工事を請け負う会社の選び方にも厳格なルールがあります。多くの場合は入札という方法で、条件を満たした建設業者が参加し、内容と金額を審査したうえで請負業者が決まります。「知り合いだから頼む」というわけにはいかない世界です。

また、工事を請け負うには建設業許可が必要です。弊社も東京都の建設業許可(般-1)第88195号を取得しております。

公共工事にはどんな種類があるのでしょうか

「公共工事」とひとくくりに言っても、中身はさまざまです。代表的なものを挙げてみます。

道路・橋に関わる工事

道路の新設や拡幅、舗装の打ち替え、側溝の設置、橋の補修などです。私たちが毎日通る道は、こうした工事によって維持されています。

上下水道に関わる工事

蛇口をひねれば水が出て、流した水はどこかへ運ばれていきます。これを支えているのが、道路の地下に張り巡らされた水道管です。

新しく管を埋める工事だけでなく、老朽化した管を新しい管に取り替える工事も重要な仕事です。日本の水道管は高度経済成長期に一斉に整備されたものが多く、更新の時期を迎えています。弊社が手がける水道施設工事も、この「本管」と呼ばれる管の布設・布設替えが中心です。

河川・治山に関わる工事

大雨による水害を防ぐための堤防づくり、川の形を保つための床止め工事、川の維持修繕。そして、豪雨や地震で崩れた山の斜面を復旧したり、落石や地すべりを防いだりする治山工事。

近年は異常気象による災害が各地で起きており、こうした工事の重要性はいっそう高まっています。弊社でも河川工事・治山工事をお引き受けしております。

公園・学校などの公共施設に関わる工事

公園の整備、学校の校庭や外構の工事なども公共工事に含まれます。造成工事や基礎工事といった、地面をつくる仕事がここで必要になります。

民間工事との違いはどこにあるのでしょうか

建設業の工事は、大きく公共工事と民間工事に分けられます。民間工事とは、個人のお客様や一般企業から依頼を受けて行う工事のことです。住宅の外構工事、店舗やビルの建設などがこれにあたります。

両者の違いを、いくつかの面から見てみます。

発注のしかたが違います

民間工事は、お客様と直接打ち合わせをして、見積もりを出して、合意して着工する流れが基本です。一方の公共工事は、発注時点で設計や仕様がかなり細かく定められており、入札を経て請負業者が決まります。

スケジュールの立て方が違います

公共工事は、工期や施工の条件が契約の段階で明確に決められています。年度単位で計画が組まれることも多く、「いつからいつまでに何をするか」が見えやすいのが特徴です。

求められる書類と品質基準が違います

公共工事では、施工の記録や写真、品質を証明する書類の提出が細かく求められます。手間はかかりますが、その分、施工の品質が客観的に担保される仕組みになっています。

公共工事を手がける会社で働くということ

ここからは、建設業への転職を考えている方に向けたお話です。

仕事がなくなりにくいという性格があります

道路も水道管も河川の堤防も、つくって終わりではありません。傷めば直し、古くなれば取り替える必要があります。人が暮らしている限り、この仕事がなくなることはありません。

公共工事がメイン業務であることは、安定した受注につながっています。弊社が40年以上にわたって仕事を続けてこられた理由のひとつでもあります。

土日祝が休みになりやすい理由があります

公共工事は、工期と施工条件があらかじめ決められていることが多く、稼働日の見通しが立てやすい傾向があります。

弊社の場合、公共工事の業務が多いこともあり、基本的に土曜日・日曜日・祝日は休業としております。残業や夜勤もほとんどありません。年末年始・夏季休暇・GWの休みもございます。

建設業というと「休みが取りにくい」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、どんな工事を請け負っているかによって、働き方はかなり変わってくるのです。

自分の仕事が地域に残ります

公共工事のやりがいは、やはりここに尽きると思います。

自分が携わった道路を、地域の人が毎日通る。自分が埋めた水道管を通って、近所の家に水が届く。自分が直した堤防が、大雨のときに街を守る。目立つ仕事ではありませんが、暮らしの土台を支えているという実感があります。

浅利工業も公共工事をメイン業務としています

弊社は昭和56年11月の創業以来、東京都(多摩地域・八王子市)・埼玉県・山梨県を中心に、一般土木工事一式をお引き受けしてまいりました。

業務内容は、土木工事(造成工事・基礎工事・型枠工事など)、水道施設工事、河川工事、治山工事、そして外構工事です。安全・無事故での施工をモットーに、ご依頼元からの信頼を積み重ねてまいりました。

まとめ

公共工事とは、国や自治体が発注する、みんなが使うものをつくり、守るための工事です。道路、水道、河川、治山、公共施設と幅広く、財源が税金であるため、請け負うには建設業許可をはじめとする条件が求められます。

民間工事と比べると、仕様や工期があらかじめ定められている分、スケジュールの見通しが立てやすいという特徴があります。それは働く人にとって、休みの取りやすさや生活の設計のしやすさにもつながっています。

そして何より、自分の仕事が地域にかたちとして残る仕事です。

弊社では現在、ともに現場を支えてくださる作業スタッフを募集しております。経験の有無は問いません。ベテランのスタッフが基礎から丁寧にお教えいたします。

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